2023年9月のプレゼントキャンペーンでまさかの当選、賞品として入手しました。 セールスポイントの「迫力の重低音」ですが、ただのドンシャリチューニングイヤホンではなく、低域のみならず全域にわたって高音質な製品だと思いました。 例えば、サウンドモードを低音強調の「ベース」に切り替えたときも、単なる低音ブーストではなく中・高域も適切に調整することでより心地よく重低音を楽しめるようイコライジングされていると感じました。ただ、個人的にはベースモードが必要になることはほとんどなく、通常のフラットモードで十分迫力あるサウンドを楽しめています。 デザイン的には、小さく軽いイヤホン本体により装着感が大変よく、長時間装着していてもさほど煩わしさを感じません。音質的にも聴き疲れしないのは意外でした。 当選したのはレッドでしたが、黒に赤い差し色のシンプルなデザインが個人的にとても気に入っています。 ノイズキャンセリング機能については、あまり強くないと思います。例えば、手持ちのAnker製TWSに比べるとやや物足りないと感じました。一方、ノイキャンをオンにしたときの音質低下が少ないのは地味にポイントが高いと思います。 ただ、そもそもの遮音性が良好なので、個人的にはノイキャン機能自体あまり必要性を感じませんでした。 最大のマイナスポイントは、スマホアプリによるタッチ操作などのカスタマイズ機能がないことだと思います。この価格帯ともなれば、やはりこれは最低限だけでも必要だったのでは‥と思います。造りもよく高音質なだけに、それだけが残念でした。 なお、最初は対応コーデックがSBCとAACだけなのが気になったのですが、逆にこちらは実際に使ってみるとさほど気にならなくなりました。いわゆる最近の高音質コーデックには対応していなくとも、十分満足いく音質の製品だと思います。