このスピーカーはデジタルガジェットの皮をかぶったインテリアです。 操作はスピーカーコーン反対側の１ボタンでオンオフとペアリングができるのみ。 再生、ボリュームの上下は全て接続先の端末で操作となります。 また、アプリ対応やその他諸々最新ガジェットにありがちな機能も一切ありません。 初めは随分不親切な設計なんじゃないかと思いましたが、冷静に考えたらわざわざスピーカーに近寄って操作することなどほとんどないと気づきました。 無用なものを極限まで削って残ったのは美しい木目と暖かな音色。 このスピーカーを買ってから、毎晩のようにWDS-01を眺めながらジャズを聴き酒を飲むのが習慣になりました。 流れる音楽はもちろんですが柔らかく局面を描く木目で作られた直方体もいい酒のつまみになってくれます。 私はこのスピーカーで新しいライフスタイルを得られました。 また、木の種類も選べるので思い入れのある木を選べるのも楽しいですね。 寝室用と別にリビング用にもう１台の購入も考えています。 普段、こういった場所にレビューを残すことはしないのですが一人でも多くの方がこのスピーカーに興味を持ってくれたらと祈りを込めて拙い文章をここに残します。